ICOM AH-730系コントロールケーブルのコモンモード対策

自作

ICOM AH-730付属の純正ケーブルからコネクタを外さずに10TまでW1JR巻きが可能

9T〜10T目はまるで「知恵の輪」のような状態になりますが、ケーブルを無理に引っ張ったり押し込んだりせずに慎重に通します。実際に試してみたところ、無理な力を加えることなく綺麗に通せることを確認できました。
コモンモード電流による回り込み障害はローバンドに起きがちなため、コア選びが重要なポイントになります。

  • FT240-31(Fair-Rite型番:5931003801)
    画像で使用しているコアです。ローバンドにおいて極めて高いコモンモード阻止性能を発揮するため最もおすすめですが、日本国内での入手性が悪いです。
  • FT240-43(Fair-Rite型番:5943003801)
    国内で容易に入手出来る定番のコアですが、これでも問題ありません。31材に比べるとローバンドでの阻止性能は下がりますが、十分実用的な効果を期待できます。

なぜコントロールケーブルにも対策が必要なのか?

オールバンドで運用するランダムワイヤーのATU付近は、運用周波数によって電界・磁界の関係が入れ替わり最も電位が不安定になります。コモンモード電流も非常に流れやすいため、コモンモードフィルターはATU直近に作り、同軸ケーブルだけではなくコントロールケーブルにも対策することをお勧めします。

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